自慢の土壌の“トロトロ層”が
米のうまみを育む


田中 正之さん

「親父が脳梗塞で倒れて仕方なく農業も始めて」と話す田中さんの本業は、土木建築業。「米づくりを始めたらおもしろくて、父親の時代より何十倍も田が広がってしまったけどね」。月曜から金曜は土木会社を経営し、土日祝日にひとりで田んぼの世話をする。「誰に指示されるでもなく、自分の思うようにつくれるのがいちばん楽しい」と語る。飾らない言葉と佇まいは、まさに一匹狼。

化成肥料は使わず、草のチップに籾殻などを混ぜた堆肥を田一反につき1トン半もまく。そうして醸成されるのが、自慢のクリーム状の黒くて厚い土の層。町のBIO認証を取得したこの“トロトロ層”が育む米は、味がよく人気で、すぐに売り切れになるほど。「うまいといってもらえれば、そりゃあ、いちばん嬉しいよ」。この日いちばんの輝く笑顔を見せた。


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