農業を教える子どもたちのヒーロー
大きくなっても田畑に触れたことを覚えていてほしい


竹沢 虎男さん

今年85歳になるという竹沢さん。自分の家の田んぼや畑だけではなく、休耕しているご近所の方の分も預かって多くの田畑を管理している。「田んぼも畑も一人でやっているから大変。なかなか手が回らないんだよ。でも俺ができなくなったらどうしようと心配もされるから、元気でいないと。」毎日忙しく働く苦労を語りながらも、楽しそうに田畑を案内してくれた。

町内外のあちこちにある田畑を日々手入れしながら、小学生たちに農業を教える活動もしているそうだ。「低学年にはさつまいも、中学年にはじゃがいも、高学年には田んぼで田植えから稲刈りまでの米づくりを教える。もう十四年にもなるかな。昨年は小川町の品評会で小学生たちがつくったお米が優勝した。先生や生徒たちに等級の高いお米の作り方を教えて、すごくいい米になったんだよ。」竹沢さん自身も、長年の活動が感謝され、昨年校長先生から表彰を受けたという。

青々とした葉の茂る畑の大根はほとんどが学校給食用に栽培しているもの。「秋は大根やヤツガシラなどが学校給食用。いまでも給食で自分の作った野菜を子どもたちに食べてもらえるのは嬉しい。いつも子どもたちには、大きくなっても田んぼや畑をやったことを忘れないでいてほしいと話すんだよね。子どもだから上手にはできないけど、それでいい。俺が学校に行くと1年生から6年生まで子どもたちがみんな手を振ってくれる。小さい子たちは結構、覚えているんだよね。」小学生たちのヒーローは、少し照れくさそうに笑った。


竹沢さんのお野菜を買うなら

JA直売所
道の駅おがわまち など

あなたにおすすめの記事